静岡県インテリア事業協同組合は、防火の知識と施工技術の免許を持つ内装施工業者の団体です。 静岡県インテリア事業協同組合は、防火の知識と施工技術の免許を持つ内装施工業者の団体です。

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はじめに

 1974年に静岡県インテリア事業協同組合はスタートしました。当時は西欧風の住宅が急増し始めた時代でしたが、まだインテリアという言葉は新語で一般の認知度は高くなかったので、当初は室内装飾事業協同組合という名称でした。西洋住宅の普及に伴って、カーテン、壁紙、カーペット、ビニール系床材等が飛躍的な需要期を迎え、バブル期に至るまでインテリア業界は発展し続けました。

 1982年に東京のホテルニュージャパンで大規模な火災が起き、33名の死者が出たため、カーテン、壁紙、カーペットをはじめとする内装材を容易に燃えないように加工する行政指導が行われ、防炎ラベル制度が発足しました。防炎製品の製造者または施工者が施工した現場に公認の耐火証明ラベルを貼ることによって、火災被害の減少を目指し、合わせて火災発生の責任の所在を明らかにしようとする制度です。皆さんのお宅の台所やリビングルーム等の天井の隅に小さなラベルが貼ってある場合があります。あるいはまた、お使いのカーテンの端に赤字で防炎とプリントしたラベルが縫いつけられています。これらは、公式に法律で定められた「燃えない」または「燃えにくい」インテリア製品であることを意味し、政府公認の防炎施工者によって工事された建築物であることを意味しています。

 静岡県インテリア事業協同組合は、防火の知識と施工技術の免許を持つ内装施工業者の団体です。防火壁装技術を持つ内装業者を壁装施工管理者と言い、証明書を携帯していますが、組合には政府によって認可された証明書と防炎のラベルを組合員に対して発行する権限が与えられています。壁装施工管理者は同時に、シックハウスに関する知識と技術を持ち、健康に害を及ぼす建築材料や施工材を排除し、健康維持に寄与する住宅を施工する知識を持っています。エコロジーの概念が進むにつれて、住人が日常、直接触れる内装材料に対する健康面での関心が非常に高まっています。豊富な知識と確かな施工技術を持つ施工業者がますます求められる時代になっているのです。

 以上が静岡県インテリア事業協同組合の中心を為す事業ですが、トータル・インテリアという言葉が広義の意味を含むに連れて、組合員が扱う商品種もマーケットも広がっています。インテリアは住宅の中で、最も人々に親しまれる商品分野であり、個々の嗜好を実現しながら個性や人格を確立出来る分野です。静岡県インテリア事業協同組合のメンバーは専門的な知識と技術で、必ずそのような人達のお手伝いができる専門家の集団です。


静岡県インテリア事業協同組合

理事長  鷹尾政夫